【IT業界の特徴】大手企業にしか転職するな

【IT業界の特徴】大手企業にしか転職するな

いきなりですがIT業界は闇が深いです。

みなさんはIT業界をどんな業界だと考えていますか。
 ・働く場所に縛られず、テレワークするも出社するも自由自在!
 ・給料も他の業界に比べて高め!
 ・オフィスはめちゃくちゃきれい!
 ・私服OK!
 ・なんかキラキラしている!

あなたのその理想、当てはまるのはIT業界の「大手企業」だけです。
一部の大手企業以外で働いた場合、あなたはとても苦しむ可能性が高いです。

この記事を読めばIT業界の闇を理解でき、
なぜ大手企業にしか入社してはいけないのかを理解できます。
転職先探しを失敗しないために、ぜひ最後まで読んでください。

IT企業は元請けと下請けに大別される

IT企業は大きく2つに分けられます。
それは「元請け」と「下請け」です。

例えばですが、大手飲料メーカーが会計システムを導入したいとします。
そのシステムの導入を、株式会社AAAに1億円で発注しました。

この場合、株式会社AAAは自社でシステム開発すべてをするでしょうか。
いいえ、しません。

株式会社AAAはこのプロジェクトを管理する役割になります。
実際の開発は、株式会社BBBや株式会社CCCに2500万円ずつで依頼するのです。

では、株式会社BBBやCCCは自社の人間だけでシステム開発するのでしょうか。
いいえ、行いません。
株式会社DDDや株式会社EEEの人間を呼び寄せて開発します。
例えばの話ですが各会社に500万円で人間を呼び寄せたとしましょう。

つまり、このシステム開発は以下の図のようになるのです。

ここでは実際に顧客から発注した株式会社AAAが「元請け」、
それ以外の会社が「下請け」と呼ばれます。

図を見ていただければわかる通り
実際にお客様とやり取りするのは元請け企業だけです。
プロジェクトを管理し、キャリアに大きな功績(プロジェクトをやり遂げた)ができるも元請けだけです。
最も利益が残るのも元請けです。
最も給与が多いのも元請けです。
この元請けには、大手企業ばかりがなります。
大きいプロジェクトほどそうなります。

反対に・・・
下請けになればなるほど、簡単な作業が多くなりあなたにスキルがつくことはほぼありません。
売上の中抜きが多くされてしまうため、元請けに比べて給与が低くなります。
さらには元請けから厳しい条件で仕事を振られる可能性も高いため、
残業が多くなる傾向があります。
でも下請けは元請けに歯向かうことはできません。
歯向かって元請けに嫌われてしまうと仕事がなくなるから。
下請けには中小企業が当てはまります。

あなたには元請け、つまり大手企業に転職してほしいです。
あなたの生活や今後のキャリアプランを考えても大手企業に転職すべきです。

中小企業で働いたらどうなるのか

私は以前下請けの中小企業に勤めていました。
その時の先輩(仮名:山本さん)の話をします。

山本さんは一度も自分が所属する企業でエンジニアとしての仕事をしていません。
元請け会社に派遣されてそこで2年ほど働くのです。
もう少し詳細に言うと、「1か月80万円で派遣する」という契約のもと元請け企業に派遣されます。
(※この例でいう「80万円」を「単価」と呼びます)

山本さんは元請け企業の社員に言われた作業だけを淡々とこなします。
その作業は専門知識のいらない、システムのテストや資料作りなどです。スキルはつきません。

2年もすると、山本さんはだいぶ仕事に慣れてきたはずです。
そのため下請けが元請けに交渉します。
「山本さんを1か月100万円で派遣させてくれませんか?」
(※このことを単価交渉と呼びます)

しかし元請けは言います。
「それは嫌。じゃあ違う下請け企業からもっと単価の安い人と契約するわ」
結果、山本さんはこの仕事を失い、他の元請けに派遣されるのを待ちます。

これを何回も繰り返します。
結果、色んな元請けにたらいまわしにされます。
こういった派遣される事業を「SES事業」と言います。

すべてのIT中小企業が「SES事業をしていて悪だ」と言うつもりはありません。
しかし「未経験者大歓迎」と記載のあるIT中小企業は、
SES事業を行っていると思ってください。
SES事業で派遣されたら簡単で量の多い作業を任されます。
だから未経験者でもできるのです。

下請けである中小企業に転職してしまうと、
大きなプロジェクトをやり遂げた経験やお客様とかかわる経験がほとんどないため、
次の転職のときでも困ることになります。
だからこそ、あなたには元請けである大手企業に転職してほしいんです。

あなたは、次の転職で失敗するとあとがない

この記事を読んでいるあなたは第二新卒での転職を考えているはず。
第二新卒で転職すると、5つのデメリットがあります。
詳しくは以下の記事を確認してください。

この記事でも紹介していますが、
あなたは次の転職に失敗してしまうとあとがありません。
1度転職したら5~10年間はもう転職できないと思ってください。

実際に想像してください。
あなたが転職したのが中小企業だった場合を。
上司と性格が合わない、やりたい仕事をさせてもらえないなど、
不満が出てきたとしてます。
でもあなたには転職という選択肢はありません。
よって我慢して働く苦痛の時間が5~10年間続きます。

一方で、あなたが転職したのが大手企業だった場合、
不満が出てきてどうしても嫌だというとき、
声を上げれば全く別の部門に変更してもらえます。
疑似的な新しいスタートを切ることができるのです。
転職しなくていいんです。

転職に失敗したときのリスクヘッジとして、
大手企業に転職することを強く推奨します。

転職先におすすめする大手企業

実際に紹介する前に、私の「大手企業」の基準を示します。
基準は3点です。
 ・上場企業である
 ・時価総額が1000億円以上
 ・売上高が右肩上がり

上場企業である

上場していれば必ずその企業のホームページで
業績・将来性・働く人の給与情報を確認できます。
いわゆるIR情報(株主向けの情報)です。
その情報を確認すれば、自分の希望に合う企業かを判断することができます。

上場していなくても良い企業はたしかにあります。
ただ、そんな企業はIR情報を公開しておらず、情報を持たない一般人の我々が見分けれません。
そのためIR情報を公開する上場企業から転職先を探すことをおすすめします。

時価総額が1000億円以上

上場している中小企業はたくさんあります。
なので「上場している!」という理由だけで飛びつくのは危険です。

その企業の時価総額を確認して1000億円を超えていれば、
他会社にすぐに買収される心配もなく、大手企業であると言えます。

時価総額とはその企業の価値を表しますから、
可能であればより時価総額が大きい企業を選ぶのが良いと思います。

売上高が右肩上がり

数年間、売上高が右肩上がりであれば利益も右肩上がりであり
その企業は成長中であることがわかります。

企業が成長していれば、
あなたの給与も入社後から上がっていく可能性が高いです。

企業全体が成長しているので、
特別ボーナスが出ることだってあります。

給与は高いほどありがたいですから、
売上高が右肩上がりの企業を選ぶようにしましょう。

3つの点を満たす大手企業を転職先に選ぶべきなのはわかった!
 ・上場企業である
 ・時価総額が1000億円以上
 ・売上高が右肩上がり

でもIT企業で上の条件を満たす企業がどこなのかわからない!

以下の記事で3つの条件を満たす、
転職先としておすすめの大手企業を近々紹介します。

その企業に応募するのも良し、
企業選びの参考にして別の企業に応募するのも良しなので
IT業界へ転職する方にはぜひ参考にしてほしいと思います。

あなたの転職が成功しますように。